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- 社会的共通資本としての川
-
東京大学出版会
宇沢弘文 大熊孝
- 価格
- 5,280円(本体4,800円+税)
- 発行年月
- 2010年11月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784130302517
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【2010年11月発売】
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[BOOKデータベースより]
川は誰のものか。川とそれを取り巻く住民に正面から向き合ってきた執筆陣が、先人の知恵をふまえながら、「脱ダム」思想の意義を論じ、コモンズによる川の共有を説く。人と川との新しい付き合い方の提言。
社会的共通資本としての川を考える
[日販商品データベースより]第1部 持続可能な治水と利水の実践(20世紀の河川思想を振り返る;水利文明伝播のドラマ―スリランカから日本へ;都江堰と2300年の水利―四川省大地震からの復興;技術にも自治がある―治水技術の伝統と近代)
第2部 リベラリズムとしての脱ダム思想(コモンズにはじまる信州ルネッサンス革命―「脱ダム」宣言のアスピレーション;脱ダムから緑のダムへ―エコロジカル・ニューディール政策としての森林整備;吉野川第十堰と緑のダム―「流域主義」の視点から;宝としての球磨川・川辺川にダムはいらない;なぜダム建設は止まらないのか;八ッ場ダム)
第3部 コモンズによる川の共有(自然としての川の社会性と歴史性;川・魚・文化―天塩川水系・サンル川から考える;淀川における河川行政の転換と独善;地方分権―川を住民が取り戻す時代)
川は誰のものか。川とそれを取り巻く住民に正面から向き合ってきた執筆陣が、先人の知恵を踏まえながら「脱ダム」思想の意義を論じ、コモンズによる川の共有を説く。人と川との新しい付き合い方の提言。