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[BOOKデータベースより]
痛みに満ちた集合的記憶を、いま精緻にときほぐす。アジア太平洋戦争期の占領と、再植民地化、抵抗と独立戦争、内戦と解放―積み重ねられた各層の記憶からの問いを、ポストコロニアルなリアリティとして考察する。
はじめに 記憶の地層を掘るということ
1「敗者」と「勝者」の戦争の記憶―アメリカとベトナム(「アメリカの戦争」の記憶―ヴェトナム戦争をめぐって;歴史の力か、歴史の重荷か―ベトナムにおける「戦争の記憶」の構図 ほか)
2 記憶の地層に分け入る―ベトナム戦争文学の深層(戦争を再記憶化する作法―ある戦中作家の戦後の軌跡;ベトナム戦争とヴァン・レーを読む韓国の視線 ほか)
3 「南洋」における戦争と占領の記憶(記憶の快楽と感情記憶の貸借表―『日本占領下のインドネシア』展をめぐる混乱と教訓;オランダの植民地の過去とポスト・コロニアルの倫理 ほか)