- それから 改版
-
- 価格
- 506円(本体460円+税)
- 発行年月
- 2010年08月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784101010052
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「夏の文庫2015」レビューコメント
夏休みの読書感想文(入道雲/男性/40代)
「近現代史<明治・大正>」レビューコメント
「三四郎」「それから」「門」と続く三部作。片想いに身を焦がす高校時代に読みました。白百合の香の中で、代助が三千代に言った言葉は忘れられないものとなりました。(しし座のプリンス/男性/40代)
「近現代史<明治・大正>」レビューコメント
明治時代の生活の様子や一般的な人の考え方などが解ります。後半部分の、雨の日の主人公とヒロインの二人だけの場面はとても臨場感があり、匂いまでも伝わってきそうです(むせかえるような百合の花の香り)。冒頭に出てくる赤い色を覚えておいてください。明治時代が遠くなったいま、是非若い人達に読んでもらいたい作品の一つです。(みき/女性/50代)
「その愛の対象は他人の細君であった」
*Story*
大学を卒業してから今日まで定職を持たず、父と兄の稼いだ金で暮らしている青年・長井代助。
その高度に文化的な生活は、代助にとって何不自由のないものであったが、父親による縁談話と、かつての友人平岡とその妻三千代との再会により、それは徐々に崩れ始めてゆく。
主人公代助の生き方は、昔でいう「部屋住み」であると同様に、現代のニートにも近い気がします。
私自身は、代助と三千代の関係よりも、「食うために働くのは嫌だ」という代助の考え方に興味を感じました。