[BOOKデータベースより]
結婚を控えた男が友人と語りあううち、風邪で寝込む許婚者の容態が気になり始める。春の冷たい雨の中、家へと急ぐ男の不安は果てなく広がり…(夏目漱石『琴のそら音』)。芸者街から忽然と姿を消した名妓「きみ子」。激動の維新期に覚悟をもって生き抜いた女性の潔い愛の物語(ラフカディオ・ハーン『きみ子』)。初冬の月夜、人力車にのって坂をくだる病の子規が、人波とまばゆい明かりをつきぬけていく美しい瞬間(正岡子規『熊手と提灯』ほか三篇)。情趣深き文章世界。
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結婚を控えた男が友人と語りあううち、風邪で寝込む許婚者の容態が気になり始める。春の冷たい雨の中、家へと急ぐ男の不安は果てなく広がり…(夏目漱石『琴のそら音』)。芸者街から忽然と姿を消した名妓「きみ子」。激動の維新期に覚悟をもって生き抜いた女性の潔い愛の物語(ラフカディオ・ハーン『きみ子』)。初冬の月夜、人力車にのって坂をくだる病の子規が、人波とまばゆい明かりをつきぬけていく美しい瞬間(正岡子規『熊手と提灯』ほか三篇)。情趣深き文章世界。
この本を読ませて頂いて、とても感動しました。これは何よりも心地よいお話だからです。私は昔から夏目漱石さん、ラフカディオ・ハーンさん、正岡子規さんの大ファンです。夏目漱石さん、ラフカディオ・ハーンさんのお話は共感できるところがいっぱいありました。また正岡子規さんの俳句は昔から大好きです。正岡子規さんはまさに現代のSNSに近いことをされていたと思います。それだけにひじょうに興味深く、読ませて頂きました。やはり素晴らしいと思いました。路地裏に灯がともるとありますが、私はこれからも路地裏の灯を見つめながら、人生を振り返り、また人生についてしっかり考えていきたいと思います。(水口栄一さん 60代・大阪府 )
【情報提供・絵本ナビ】