[BOOKデータベースより]
江戸時代、藩はいわば独立の自治体だった。しかし垣根を越えての交流は各地で活発に(あるいは秘密裡に)行われていた。その証ともいうべき「郷土料理」や「祭」が全国に伝わっている。鶴岡の「笹巻」と鹿児島の「あくまき」、鳥取の「麒麟獅子」と利尻島の「麒麟獅子」。離れた距離にもかかわらず共通するモノを生み出した藩と藩の交流エピソードを47都道府県別に紹介する。併せて掲載の、各都道府県の「主な藩」「廃藩置県の顛末」「江戸屋敷はここにあった!」も興味深い。
1 東北・北海道篇
2 関東・甲信越篇
3 北陸・東海篇
4 近畿篇
5 中国篇
6 四国篇
7 九州・沖縄篇
江戸時代、藩はいわば独立の自治体だったが、垣根を越えての交流は各地で活発に行われていた。本書では、離れた距離にも関わらず共通するモノを生み出した、藩と藩の交流エピソードを47都道府県別に紹介する。
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[商品紹介]
あの県とこの県が…
江戸時代、全国に270ほどの藩があったそうです。昔の「藩」は今の「県」よりもかなり独立した自治体であり、藩独自の「産業」、「教育」、「政治」があり、まさに地方分権だったそうです。しかし参勤交代制度下での大名行列や、大名の国替え、庶民の伊勢詣、金毘羅参りなど様々な方法で文化交流が盛んに行われていた事から、遠く離れた県同士で同じような郷土料理があったり、祭りが行われているのです。本書は47都道府県の「藩」時代の交流を解説した一冊となっています。