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[BOOKデータベースより]
第1章 電磁気学の基本方程式
[日販商品データベースより]第2章 電荷と静電界/電位
第3章 導体
第4章 誘電体
第5章 磁荷と静磁界/磁位
第6章 磁性体
第7章 電流と静磁界
第8章 電磁誘導
第9章 電気回路
第10章 電磁波
第1章は,わずか十程度の数式によって表される根本の法則をまとめた章であり,本書全体を通じて,全体像を示す地図または羅針盤の役割を果たしている。第2章以降では,具体的な現象の説明をする前に,法則を適用するための前提条件を明示し,理論の適用限界を明らかにしている。そのうえで,第1章にまとめた法則が,実際の現象にどのように適用されるかが説明されている。読者は,各章を読み進めながらも,絶えず第1章を振り返ることで,根本の法則を見失うことなく,電磁気学における現象を深く理解することができる。
第2章以降の各章では,電磁気学特有の考え方を丁寧に説明することを心がけており,ポイントが随所にまとめられている。さらに,豊富な例題と詳細な解答を通して,徹底的な反復練習をおこなうことで,基礎固めをおこなうことができる。ただし,ベクトル解析や微分積分の説明は,必要最小限にとどめている。本書では,電界や磁界の空間的な対称性から,適切な閉曲面や周回経路を選ぶことを重視し,ガウスの定理やストークスの定理を使いこなす能力が,自然に身につけられるよう工夫されている。数学的な複雑さに目を奪われることなく,物理的な考え方に集中して,電磁気学を学ぶことができるだろう。本書を通して,わずか十程度の数式から,電磁気学における美しい世界を感じとることができるよう期待している。