[BOOKデータベースより]
先駆的なロシア教育学研究を基に、教育の理論と実践とを結合し、現代教授学の基礎を構築した柴田義松の研究の真髄と全体像が著者自身の最新校正によって今ここに。実践者、研究者はもちろん、教育内容・方法や学習指導のあり方に疑問をもつすべての人々にわかりやすく科学的な視座を与えてくれる待望の著作集。
第1章 教科課程の原理と構造(教科と人間形成;学習指導要領の教科観 ほか)
第2章 認識の発達と教育(言語・数の学力と認識の発達;科学的認識の発達と教育 ほか)
第3章 教科書の教授学的研究(教科書とは何か;教科書観の変遷について ほか)
第4章 現代的リテラシーの教育(国語の「基礎・基本」をどうとらえるか;批判的リテラシーと授業改善)
本巻は、今日絶版となっている1981年刊行の『教科教育論』を収録した他、
家永教科書裁判に提出した貴重な教科書論考、また教科教育にまつわる数々の論考を4章構成に再編。
「経験主義教育」と「系統的学習」の止揚、あるべき教科書の姿、批判的リテラシーの必要性など、
現在の教育改革に直接つながる刺激的論考が並ぶ。
*解説 阿部 昇
*編集/解題 阿部 昇
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