[BOOKデータベースより]
先駆的なロシア教育学研究を基に、教育の理論と実践とを結合し、現代教授学の基礎を構築した柴田義松の研究の真髄と全体像が著者自身の最新校正によって今ここに。実践者、研究者はもちろん、教育内容・方法や学習指導のあり方に疑問をもつすべての人々にわかりやすく科学的な視座を与えてくれる待望の著作集。
第1章 授業を変える学習集団の形成(なぜ、学習集団か;学習集団とは何か;学習の集団的・社会的性格 ほか)
第2章 授業改革を目指す学習集団の実践(確かな基礎学力を保障する学習集団の形成;批判的思考を育てる学習集団の形成;個性を真に大切にする学習集団の形成 ほか)
第3章 近代教育思想の児童観と集団論(児童観の地位;権威主義的教育の児童観―機械論;児童中心主義教育の児童観―生物学主義 ほか)
著者が学習集団の実践の第一人者と認める大西忠治が解明し得なかった
「学習の集団的性格と個人的性格の矛盾」について、
ことばの二重性に着目しつつ明らかにした学習集団に関する執念の論考。
他に、スホムリンスキーの児童観と教育観など、近代教育思想についての論考を収録。
また、最終巻として、主要著作目録と略年譜を収載した。
*解説 小林義明
*年譜編纂 山崎準二・臼井嘉一
*編集/解題 高橋喜代治
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