ゴジラの音楽

伊福部昭、佐藤勝、宮内國郎、眞鍋理一郎の響きとその時代

作品社
小林淳　

• 価格: 5,060円（本体4,600円＋税）
• 発行年月: 2010年08月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784861822995

内容情報

[BOOKデータベースより]

１９５４‐７５。『ゴジラ』から『メカゴジラの逆襲』にいたる昭和期ゴジラ・シリーズ１５作は、いかなる音楽に彩られていたのか。作曲家たちへの懇切な取材と徹底的な作品の読解をもとにその全貌を解析し、それらが生み出された同時代日本の諸相をも見はるかす、渾身の長篇評論。

序章　『ゴジラ』とゴジラの誕生
第１章　ゴジラ映画黎明期の音楽形態―『ゴジラ』、『ゴジラの逆襲』
第２章　伊福部ゴジラ映画音楽の確立―『キングコング対ゴジラ』、『モスラ対ゴジラ』
第３章　伊福部ゴジラ映画音楽の展開―『三大怪獣地球最大の決戦』、『怪獣大戦争』、『怪獣総進撃』
第４章　佐藤ゴジラ映画音楽の一時代―『ゴジラ・エビラ・モスラ南海の大決闘』、『怪獣島の決戦ゴジラの息子』
第５章　一九七〇年代初期のゴジラ映画音楽―『ゴジラ　ミニラ　ガバラオール怪獣大進撃』、『ゴジラ対ヘドラ』
第６章　“僕らのゴジラ”を彩った音楽群―『地球攻撃命令ゴジラ対ガイガン』、『ゴジラ対メガロ』
第７章　昭和ゴジラ映画を締め括った音楽群―『ゴジラ対メカゴジラ』、『メカゴジラの逆襲』

[日販商品データベースより]

「ゴジラ」から「メカゴジラの逆襲」に至る昭和期ゴジラシリーズ１５作は、いかなる音楽に彩られていたのか。作曲家たちへの取材と作品の読解を基に全貌を解析し、それらが生み出された同時代日本の諸相をも見渡す。