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【2009年09月発売】
[BOOKデータベースより]
人間にとって自由とは何でありうるのか。本書では、それを「生」という大きなテーマから考えていく。人間の誕生と生存、性と生命におけるさまざまな非対称性と偶発性、制度やシステムではなく、あえて個人の生き方に定位することで見えてくる自由と幸福の相克―。ここで多面的に提起される「身も蓋もないくらい根本的な問い」(本書対論より)の数々は、いわばシリーズの他の巻で論じられる全ての問題群に斜めに切り込むような強度をもっている。
対論 生存・生き方・生命
[日販商品データベースより]1 考察―自由であることの重み(「自由」がなぜ問題か;自由と暴力、あるいは“関係の暴力性”をめぐって)
2 問題状況―誕生と死のあいだで(“生む自由/生まれる自由”のためのノート;「小さな社会圏」についてのノート;「性」をめぐる自由について―親密「権」を用いた検討;死にゆく過程の構築と生の意味をめぐる自由)
3 構想―自由とは何でありうるか(自由か幸福か、あるいは自由という幸福か;どのようであることもできるについて)
生きることは不自由だが、それはなぜかを問えることにこそ「自由」も宿る。本書は、人間の「生」のそんな限界と可能性を3つの視座から照射する。シリーズの他の巻の全ての論考に斜めから切り込む考察。