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[BOOKデータベースより]
宿命的に沖縄経験を背負わせ、当事者として据え置いたうえで、饒舌に、また正しさを競い合いながら解説される「沖縄問題」がある。問われているのは、たんに当事者こそが経験を語るべきだということでは、ない。問題は、こうした饒舌な解説が何を回避し、いかなる事態を怖れているのかということにある。そして回避行動から離脱し始めるとき、経験にかかわる言葉は別の連累を担うはずだ。そこに本書の言葉たちは据えられる。その場所は、始まりであって、正しさではない。
歴史経験、あるいは希望について
[日販商品データベースより]第1部 主権という問題(沖縄という言語道断、あるいはその語りの不可能性―国学としてのアメリカ研究と冷戦アジア研究の共犯的忘却;韓国における沖縄学の現在―〓(ゆぅぐぅ)と〓(りゅぅきゅぅ)の間 ほか)
第2部 連累する経験(「ジェンダーの視点」から生まれる関係性―沖縄の女性関連施設における労働過程に関する一考察;島の経験を受け継いで―慶良間諸島における「集団自決」と共同体 ほか)
第3部 希望について(暴力と歓喜―フランツ・ファノンの叙述と目取真俊『虹の鳥』から;怒りの海からの奮起―アメリカ軍占領下の沖縄におけるコザ蜂起 ほか)
宿命的に歴史経験を背負わせ、当事者として据え置いたうえで、饒舌に、また正当性を競い合いながら解説される「沖縄問題」。饒舌な語りを回避しながらそれが何を恐れて発された言葉なのかを問い、経験に関わる言葉の連累の可能性を多角的に照らし出す。