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[BOOKデータベースより]
父・林富士夫は、日本帝国海軍の特攻部隊、神雷部隊に所属していた―。生きて帰らぬ特攻出撃へ、隊員から出撃者を選び、その名を黒板に書き出した分隊長であった父。部下たちを見送り、生き残った自ら。生き残った辛さに苛まれ、一年三六五日のすべてを慰霊の日と心に刻んで過ごしたその後の日々―。戦後、あたり前のようにあった普通の家族が背負っていた、もう一つの物語。
第1章 戦後64年の夏
第2章 人間爆弾訓練
第3章 黒板に書いた出撃隊員の名前
第4章 戦後65年の春
65回目の3月21日―あとがきに代えて