[BOOKデータベースより]
これって性欲？でも、それだけじゃないはず。高校一年、斉藤卓巳。ずっと好きだったクラスメートに告白されても、頭の中はコミケで出会った主婦、あんずのことでいっぱい。団地で暮らす同級生、助産院をいとなむお母さん…１６歳のやりきれない思いは周りの人たちに波紋を広げ、彼らの生きかたまでも変えていく。第８回「女による女のためのＲ‐１８文学賞」大賞受賞、嫉妬、感傷、愛着、僕らをゆさぶる衝動をまばゆくさらけだすデビュー作。
[日販商品データベースより]高校１年、斉藤卓巳。頭の中はコミケで出会った主婦、あんずのことでいっぱい…。嫉妬、感傷、愛着、僕らを揺さぶる衝動をまばゆくさらけ出すデビュー作。第８回女による女のためのＲ−１８文学賞大賞受賞作を所収。〈受賞情報〉山本周五郎賞（第２４回）
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ユーザーレビュー （5件、平均スコア：4.8）
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匿名希望
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愛の形
さまざまな愛の形、生きることの形を表現した本だと思いました。
ショッキングな描写や、現代の影の部分も描かれていて、思い出に残る一冊となりました。
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ＨｏｎｙａＣｌｕｂ．ｃｏｍアンケート
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「感動した本・映画・音楽」レビューコメント
それぞれが分かり合えない、分かってもらえないような悩みを抱えた主人公たちの群像劇。彼らの生き様は、きれいとか美しいとか、そういったものとはかけ離れている。いじらしくてしつこい、そんな精一杯な、どちらかというと「きたない」生き様だ。そう思いながら読み進めていた。だから読み終わった時に驚いた。よごれている、そんな生がこんなにも美しいなんて。(あお/女性/１０代)
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みみ
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読み終えたあとのこの爽快感。エロ小説ではありませんでした。
ポップな表紙とは裏腹に、
かなりはっきりした性描写で始まる第一章を読み始めた時、
「正直購入するようなものじゃなかったな、参ったなー。」
と思いました。
しかし、読み進めるとその印象は一変。
同じ舞台、時間軸の中で、
主人公を変えながら物語は進みます。
生々しい性と愛を描きながらも、
ぐいぐいとひきつけられ、
一気に読んだ後の圧倒的な爽快感。
胸がいっぱいで、
しばらく他の人と会話がしたくない状態に。
これは買って正解でした。
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猫町
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ひさびさにガツンときた
自分では逆立ちしても書けないんだろうな、と思える文章に出会うと、
やっぱり悔しいという気持ちと同時に、
すがすがしい敗北感（？）を得られるのでとても楽しい。
本書はまさにそれで、たぶん、自分の中からは出てこない世界観。
本屋大賞にノミネートされていたので手に取ったが、
非常に面白い作品です。
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36
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泣けます
愛の物語。どぎつい描写が霞んでしまうほど優しさに溢れてます。
泣ける。２０１１年本屋大賞２位の作品ですが個人的には一押し。
のマークが目印です。
[商品紹介]
高校１年、斉藤卓巳。頭の中はコミケで出会った主婦、あんずのことでいっぱい…。嫉妬、感傷、愛着、僕らを揺さぶる衝動をまばゆくさらけ出すデビュー作。第８回「女による女のためのＲ−１８文学賞」大賞受賞作。