- ジョイス探検
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- 価格
- 3,080円(本体2,800円+税)
- 発行年月
- 2010年06月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784623058150
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【2022年12月発売】























[BOOKデータベースより]
二十世紀最高の書き手であるアイルランド人作家ジェイムズ・ジョイス。言語芸術の最高到達点と評される彼の小説の魅力とは「物語の多層性」である。一つひとつの作品や単語の背景にはギリシャ神話やラテン文学、アイルランド歌謡など広大な世界が広がっている。本書ではジョイス作品を年代順にたどりながら、背後に隠された事象を多角的に分析し、その奥深さに迫る。
第1章 妻の恋人あるいは空虚のヴィジョン―『ダブリンの人々』最終短編「死者たち」
[日販商品データベースより]断章 ノラの恋人あるいは空虚のヴィジョン
第2章 英雄たちの飛翔と墜落―『若き芸術家の肖像』
第3章 愛しき母の忌まわしき幻想―『ユリシーズ』第一挿話「テレマコス」
第4章 浴槽に咲く一輪の花々―『ユリシーズ』第五挿話「食蓮人」
第5章 幻想を見る息子と共に息子の幻想を見ること―『ユリシーズ』第十五挿話「キルケ」
第6章 午前三時十八分、永遠の終わり―『ユリシーズ』第十八挿話「ペネロペイア」
言語芸術の最高到達点と評されるジェイムズ・ジョイスの小説の魅力とは、「物語の多層性」である。本書では、ジョイス作品を年代順に辿りながら、背後に隠された事象を多角的に分析し、その奥深さに迫る。