- スワロウテイル人工少女販売処
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- 価格
- 990円(本体900円+税)
- 発行年月
- 2010年06月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784150310011
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ユーザーレビュー (5件、平均スコア:5)
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「おすすめ夏の文庫2014」レビューコメント
とても分厚いですが,その分内容もこっていて読みごたえがあるSF本です.人間とそれを模した存在である”人工妖精”が織りなす科学にあふれた物語です.様々な事件をきっかけに,傷付き成長する人ならざる少女”揚羽”をどうか最後まで暖かく見守ってあげてください.きっとすべてを読み終えた後には,少し世界が違って見えることでしょう.(kuronekosan/男性/20代)
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「おすすめSF作品」レビューコメント
人口少女=妖精、とよくあるSF的な題材と言ってしまえばそうなのだが、テーマを現代的な心理的考察による装飾によって新しく読める物語とし、折り返し見せる憐憫か愛情からの絶望とそれの裏返しの微かな希望が持てる終章となっている。ところどころに挟まれたブラックなユーモアによって救いになっている。(つる/男性/40代)
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「おすすめSF作品」レビューコメント
科学ネタが大好きな方はもちろんのことですが、それ以外の方でも十分に楽しめる内容です。ただ面白いだけではなく、登場人物から学ぶことが多くて、またそれについて考えさせられる魅力溢れる作品です。何度も読み返しても飽きることがなく、そのたびに新たな発見に出会えます。是非一読してみてください。(kuronekosan/男性/20代)
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「夏の文庫100冊 2013」レビューコメント
やっぱりこの人の本は面白かった。作中で基地問題が絡んでいたり、九州や四国が少なくとも日本ではなかったりしていたのは、作者が沖縄出身で、国際的にめんどくさいことを体で感じていたから?揚羽ちゃん可愛いというよかかっこいい!でも、最後のほうで悩んで泣いてたあたりはやっぱり女の子(として生まれた人工妖精)なんだなーと思いました。(ゐ/男性/20代)
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涼月
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悲劇と喜劇
科学者の暴走が生んだ悲劇と喜劇,それに政治がからみという作品。ストーリー・世界観・設定は正統派SF。厚さのわりに読みやすい点は評価大。舞台が男性のみの地区故に男性の理想型世界になっているのはしかたがない。2巻は,男性区画での話となったが,ミラーとなっている女性世界の状況や舞台となっている地域以外についても別冊としてだしてほしい。
[BOOKデータベースより]
“種のアポトーシス”の蔓延により、関東湾の男女別自治区に隔離された感染者は、人を模して造られた人工妖精と生活している。その一体である揚羽は、死んだ人工妖精の心を読む力を使い、自警団の曽田陽介と共に連続殺人犯“傘持ち”を追っていた。被害者の全員が子宮を持つ男性という不可解な事件は、自治区の存亡を左右する謀略へと進展し、その渦中で揚羽は身に余る決断を迫られる―苛烈なるヒューマノイド共生SF。