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[BOOKデータベースより]
後水尾帝は本気だった。この譲位、横槍を入れるなら入れてみよ。その時こそ、幕府追討の綸旨を発し、朝敵の汚名を着せてみせる―。民を愛し、その強さを信じ、修学院離宮を今に残した、文雅と自由の帝の熱く果敢な決意を、満腔の共感で描きあげる！他に、「吉原悲傷」を収録。
[日販商品データベースより]この譲位、横槍を入れるなら入れてみよ。その時こそ、幕府追討の綸旨を発し、朝敵の汚名を着せてみせる…。朝廷と武家の息づまる攻防、天皇を護り支える「道々の輩」。歴史の核心を問う著者畢生の大作。