経済学・哲学草稿

光文社古典新訳文庫　ＫーＢマ１ー１
Ｏ¨ｋｏｎｏｍｉｓｃｈーｐｈｉｌｏｓｏｐｈｉｓｃｈｅ　Ｍａｎｕｓｋｒｉｐｔｅ．

光文社
カール・ハインリヒ・マルクス　長谷川宏　

• 価格: 748円（本体680円＋税）
• 発行年月: 2010年06月
• 判型: 文庫
• ISBN: 9784334752064

内容情報

[BOOKデータベースより]

勃興する資本主義を鋭く分析・批判し、のちに『資本論』に結実する経済学的思考。そしてヘーゲル批判から発し、労働の意味を肯定的に捉え直そうとする哲学的思考。この二つの思考が交わるところで、青年マルクスは革新的な思想を打ち立てた。

第一草稿（賃金；資本の利潤；地代；疎外された労働）
第２草稿（私有財産の支配力）
第３草稿（私有財産と労働；社会的存在としての人間；ヘーゲルの弁証法と哲学一般の批判；欲求と窮乏；分業；お金）
付録　『精神現象学』の最終章「絶対知」からの抜き書き