[BOOKデータベースより]
昼寝ができる美術館をつくりたかった。世界最大の絵本美術館「安曇野ちひろ美術館」の館長がおくる美術館の楽しみ方。
1 絵は見なくてもいい(昼寝のできる美術館;海になった天井 ほか)
2 絵を見てもいい(絵を自分のものにする;絵の入り口を探す ちひろ ほか)
3 美術館って何だろう(神殿になった美術館;ぼくのめざす美術館はここにある ほか)
4 安曇野に美術館をつくったわけ(安曇野しか考えなかった;建築家選び ほか)
昼寝ができる美術館をつくりたかった…。安曇野ちひろ美術館には“絵を見なくてもいい”こだわりがいっぱい。もちろん、絵をゆったり味わうための工夫にも余念がない。松本猛館長ならではの美術館論を軽妙に綴る。
[商品紹介]
母・いわさきちひろさんの遺志を継いで
長野県の避暑地となっている安曇野に、世界最大規模の絵本美術館があることを皆さんはご存知でしょうか。安曇野ちひろ美術館は、絵本作家のいわさきちひろさんの遺志を継いで、息子である松本猛さんが館長をつとめている絵本の美術館です。本書では、この美術館のすみずみに渡って尽くされた松本さんの気配り(コンセプトという言葉よりも、気配りの方が合っている気がします)を知ることが出来ます。