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[BOOKデータベースより]
禅の思想や修行のすべてを表現し、脈々と伝えられてきた禅問答。同じ問いに対して逆の回答がでてくるのはなぜか?何もしゃべらない人が最高点を取るとは?回答を拒否することで成り立つ問答とは?「意味のわからない問答」といわれるその内容をわかりやすく解く。とらえどころのない問答は、文字による表現を嫌う禅宗が編み出した身をもって知る真理への道である。禅の不立文字の世界を文字で解説。
第1部 禅の思想を知る
[日販商品データベースより]第2部 代表的な禅問答(達磨と慧能;「こころ」の捉え方;表現できないことの表現;仏をどのように表現するか;おしえを説きうるものとは;禅僧の修行;百年後を問う;坐ることの意味)
第3部 禅思想史概観
禅問答をたのしむ
第一部 禅の思想を知る
一、はじめに
二、禅思想の基本
第二部 代表的な禅問答
第一節 達磨と慧能
(一)尊いものなど何もない─菩薩達磨の九年の坐禅─
(二)何も求めないこころ─無所得─
※コラム
(三)人の本質に上下はない─慧能の仏性問答─
第二節 「こころ」の捉え方
(一)捉えられないこころ─安心問答─
(二)こころにだけ伝わる─以心伝心─
(三)ありのままの心が仏そのもの─即心是仏(その一)─
(四)偽物のお金─即心是仏(その二)─
※コラム
第三節 表現できないことの表現
(一)語らぬことで教えを説く
(1)釈尊の語らぬ説法─世尊陞座─ (2)禅僧とは語らぬもの─薬山陞座─
(二)拒否によって解らせる
(1)手で朽ちを掩う─質問の拒絶─ (2)川を飲み干したら答えよう──回答の拒否─ (3)川が逆流したら答えよう
(三)一文字で示す教え
(1)教えを説くと眉毛が落ちる─雲門関字の公案─
※コラム
(2)狗には仏性があるか?─二通りの答え─ (3)儂には仏性などない
(四)最後まで無言で最高点
(1)達磨の跡継ぎ選び─達磨皮肉骨髄─ (2)馬祖と弟子たちのお月見
第四節 仏をどのように表現するか
(一)その時その場だけの「仏」
(1)満開の芍薬─雲門花薬欄─ (2)棒きれのような乾いた糞─雲門乾屎〓─ (3)お袈裟一着分の麻布─洞山麻三斤─
※コラム
(二)「法身(絶対者・絶対的真理)」とは何か
(1)すべてが“それ”だ (2)白髪まじりの私の顔 (3)目玉いっぱいの埃 (4)尻拭きの棒きれ (5)味噌甕のウジ虫 (6)蠢くウジ虫 (7)ガマやミミズ (8)井戸の底のガマガエル (9)私にも解らない
第五節 おしえを説きうるものとは
(一)垣根や石ころの説法─慧忠国師の無情説法─
(二)説法は眼で聞く─洞山の無情説法─
(三)般若を語る風鈴─如浄の風鈴のうた─
第六節 禅僧の修行
(一)働かざる者、食うべからず─普請作務の教え─
(二)塩と味噌だけは欠かしたことがない
※コラム
(三)土地神の接待─修行の目的─
(四)喉の渇きを察したのは誰か
第七節 百年後を問う
(一)継ぎ目のない墓石
(1)慧忠国師と粛宗の対話─慧忠無縫塔─ (2)大随法真の「無縫塔」解釈 (3)もう一つの「百年後」─耽源応真の問い─
(二)丸柱と火鉢を後継ぎにしよう─大随の火炉露柱─
(三)修行しなおして来い─陸州道明─
(四)そのままに往く─幽棲和尚の坐亡─
結節 坐ることの意味
(一)何も考えないことを考える─非思量の坐禅─
※コラム
第三部 禅思想史概観