- ガロアの群論
-
方程式はなぜ解けなかったのか
ブルーバックス Bー1684
- 価格
- 1,100円(本体1,000円+税)
- 発行年月
- 2010年05月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784062576840
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 組成データ解析入門
-
価格:3,080円(本体2,800円+税)
【2023年06月発売】
- 徹底入門解析学
-
価格:3,300円(本体3,000円+税)
【2017年02月発売】
- 微分積分学入門 第2版
-
価格:2,420円(本体2,200円+税)
【2023年03月発売】
- 微分積分の押さえどころ
-
価格:2,420円(本体2,200円+税)
【2019年11月発売】
- 可積分系の機能数理
-
価格:3,960円(本体3,600円+税)
【2006年04月発売】
[BOOKデータベースより]
悲劇の天才ガロアは、どのように考えたのか。
第1章 方程式を「代数的に解く」とは
[日販商品データベースより]第2章 置換と群
第3章 対称式と解の公式
第4章 ガロア理論事始め
第5章 ガロア群の正規部分群
第6章 正規部分群と方程式の代数的解法
第7章 方程式に関するガロア理論
第8章 その後の群
ガロア群を見れば、すべてが判る! 2次方程式の解の公式は、バビロニアですでに知られていた。3次方程式の解の公式は、カルダノ(タルターリャ)が発見した。4次方程式の解の公式は、フェラーリが作った。5次以上は解の公式が作れないことを、アーベルが証明した。しかし、5次以上でも解ける方程式はいくらでもある。なぜなのだろう? 20歳の若さで死んでしまったガロアが、それを明らかにし、どのように考えたのか。
ガロア群を見れば、すべてが判る!
悲劇の天才ガロアは、どのように考えたのか
2次方程式の解の公式は、バビロニアですでに知られていた。
3次方程式の解の公式は、カルダノ(タルターリャ)が発見した。
4次方程式の解の公式は、フェラーリが作った。
5次以上は解の公式が作れないことを、アーベルが証明した。
しかし、5次以上でも解ける方程式はいくらでもある。なぜなのだろう?20歳の若さで死んでしまったガロアが、それを明らかにした。
ガロアは、1811年パリ郊外のブール・ラ・レーヌに生まれた。12歳になり、パリのルイ・ル・グラン校に入学すると、そこで数学の才能を見せるようになる。特にルイ・ル・グラン校の高等数学のリシャール先生に、大きな影響を受けた。17歳の時、憧れのエコール・ポリテクニークを受験し失敗するが、はやくも18歳で最初の論文をパリ科学学士院に提出する。しかし、この論文はコーシーが紛失し、行方不明になってしまう。1832年5月30日の決闘の前夜、ガロアは親友シュヴァリエへの8ページの手紙に、彼の代数方程式の解の研究を書き遺した。