[BOOKデータベースより]
買うのはモノの「美しさ」。ただ、ひたすらに観じる―。魂の震えを覚えたらそれこそが手元に置くべきもの。そう語る著者のコレクションから日本や李朝の器、塗物をはじめ、ちょっと“?”な珍品まで“用の美”300点を厳選、一堂に。
第1章 「買うのは美しさ」(骨董の正体とは;民藝とは何か;私のモノ遍歴の基礎を作った伯父 ほか)
第2章 「観じよ!されば愉しめん」(すべて行動が先なのだ―民藝を観じる眼;心を無にして、対象を眺める―直観のすすめ;染織 ほか)
第3章 「美は無邪気」(貧好きの私が好む、柳宗悦の一句;美の概念をくつがえした柳宗悦;本当の幸せは、平凡、平常、自然にあり ほか)
買うのはモノの美しさ。魂の震えを覚えたらそれこそが手元に置くべきもの…。本書では尾久彰三のコレクションから、日本や李朝の器、塗物をはじめ、ちょっと“?”な珍品まで、「用の美」300点を厳選し紹介する。

























[商品紹介]
日常生活品の中にある美
著者は三十年以上にわたり、目黒区駒場の日本民藝館で学芸員を務めており、民芸品について興味がある方にはぜひ本書を手に取って頂きたいところです。そもそも「民藝」と「骨董」の違いは何だと思いますか?諸説あるのでしょうが、著者は幸田露伴と柳宗悦の言を借りて、「古いものはみな骨董」「民藝とは民衆が用いる工藝品」と冒頭で簡単に説明し、初心者を民藝の世界に誘います。カラー写真が数多くありとても綺麗で、実際に一つや二つ欲しくなってきます。でも置き場所や使い方の問題