- 聖母マリア崇拝の謎
-
「見えない宗教」の人類学
河出ブックス 016
- 価格
- 1,430円(本体1,300円+税)
- 発行年月
- 2010年04月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784309624167
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[BOOKデータベースより]
人類の歴史をとおして、おそらく聖母マリアほどに、あらゆる時代を超え、民族を超え、人びとの心をとらえた母なるものは存在しない。キリスト教の起源にさかのぼる「神の母」論争、古代ケルト以来、西欧社会の古層に黒いマリアとして封印され、マグダラのマリアとして押し込められ、カオスのように広がりつづけてきた「見えない宗教」としてのマリア崇拝。二つの視点から「謎」の解明に迫る。
今、なぜ聖母マリアなのか―歴史の揺らぎの中から
[日販商品データベースより]第1部 聖母マリアの源流を探る―古代オリエントの地母神から(聖なる花嫁―旧約聖書『雅歌』;豊穣と勝利の女神―ウガリット神話;祝婚の花嫁と悲嘆の花嫁―アドニス神話から;バァール宗教とヤハウェ宗教)
第2部 聖母マリアとマグダラのマリア(聖母マリアの誕生―新約聖書『福音書』から;マリア学の形成;黒いマリア―「わたしは黒いけれども美しい」(雅歌1:5);マリアの出現)
禁じられても広がり続けてきた聖母マリアへの深い崇敬。現在もマリアは「出現」し、全世界で奇跡を起こしている。マリア現象とは何か。キリスト教の矛盾を明らかにしつつ、今後を読み解く画期的な論考。