- 私の男
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- 価格
- 902円(本体820円+税)
- 発行年月
- 2010年04月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784167784010
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ユーザーレビュー (2件、平均スコア:4.5)
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ほんらぶキャンペーン
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「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
人生で一番、息もできないほど没頭して読んだ本。これを超える小説がこれから現れるか今はそれが楽しみ。
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sige
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花さんは幸せになれるの?
テーマに、ウ〜ンと唸ってしまう。しかし直木賞受賞作なのだ。
愛に飢えた者同士の“父娘”が犯した(と言っていいと思う)インモラルな生活。
やはり、この男は“社会性の欠如した”男だった。そうやって読んでいると“大塩のじいさん”は哀れだ。年配者としてこうなることを予測していながら、インモラルを犯させてしまった不甲斐なさは悔やんでも悔やみきれなかっただろう。
果たしてヒロイン“花”はこの結婚によって本当に幸せになるのだろうかという疑問がずっと尾を引く。
[BOOKデータベースより]
落ちぶれた貴族のように、惨めでどこか優雅な男・淳悟は、腐野花の養父。孤児となった十歳の花を、若い淳悟が引き取り、親子となった。そして、物語は、アルバムを逆から捲るように、花の結婚から二人の過去へと遡る。内なる空虚を抱え、愛に飢えた親子が超えた禁忌を圧倒的な筆力で描く第138回直木賞受賞作。