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[BOOKデータベースより]
グローバリゼーションがもたらしつつある国民国家の再活性化のなか、その同質性よりも差異性に注目し、国民国家をめぐる新たな議論を提起。
第1部 政治文化と伝統(東アジア法文明圏と政治文化―「百姓成立」論の視界;朝鮮の族譜と「創られる伝統」―安東・権氏の族譜編纂史;朝鮮の国民国家構想と民本主義の伝統―開化思想における「富強」と「自強」)
第2部 国民国家と民族(「宗族」から「民族」へ―近代中国における「国民国家」と忠誠のゆくえ;ベトナム・ナショナリズムにおける「民族」とネーション;十九世紀アイルランドにおける国民意識―アセンダンシーとヘゲモニーの観点から)
第3部 国民化の作法と軋轢(国民化と女性;織り込まれる伝統と開化―寄席というAIEフィールド;ソ連邦の「国民」形成における義務教育の導入と「少国民」像)
第4部 国民国家とマイノリティー(幕末維新期のアイヌ観と統治政策;植民地国家から国民国家へ継承された博物館―台湾総督府博物館の設立と原住民族コレクション;異化と同化のはざまで―帝都ベルリンのポーランド人)
第5部 国民国家形成期の地域と民衆(近世後期の地域社会と民衆運動―一九世紀の美作地方を中心にして;近代日本の生活危機と地域社会―一八九〇〜一九一〇年代の米価騰貴時を対象として;甲午改革期地方警察制度の実施と各地での抵抗―民国初期の湖南省を中心に;十九世紀オスマン帝国における改革と抵抗―一八四〇−四一年のアナトリア)