- 包摂と排除の比較政治学
-
- 価格
- 3,850円(本体3,500円+税)
- 発行年月
- 2010年03月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784623056774
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 公共哲学入門
-
価格:1,870円(本体1,700円+税)
【2023年03月発売】
- 比較政治学の考え方 新版
-
価格:2,530円(本体2,300円+税)
【2025年09月発売】
- 有斐閣判例六法 令和8年版
-
価格:3,850円(本体3,500円+税)
【2025年10月発売】
- 60歳からの知っておくべき政治学
-
価格:1,045円(本体950円+税)
【2025年09月発売】
- シン読解力
-
価格:1,980円(本体1,800円+税)
【2025年02月発売】





























[BOOKデータベースより]
今日、雇用、福祉、教育、医療、住宅、情報、政治参加、家族、エスニシティなどさまざまな領域で進行している「社会的排除」は、社会の解体を招きかねないほど先鋭化の様相を呈しつつある。「排除」の克服の方途を探り、新しい社会モデルを再構築することは、先進国の政治にとって最重要の課題となっている。本書は、日米欧先進社会における多次元的な「社会的排除」の展開を歴史的・構造的に把握し、あるべき「社会的包摂」の道を検討した共同研究の成果である。
包摂と排除の比較政治学―問題の所在
第1部 包摂と排除の理論(格差・貧困・社会的排除の比較政治経済学―雇用と福祉から見たEUと日本;包摂と排除の国際比較―外国人労働者、移民、ムスリム問題)
第2部 欧米諸国にみる政治的課題(二重の統合と排除―トルコに対するドイツの対応;揺らぐ「平等と連帯」の社会―フランス政治の変容と社会モデルの危機;フレクシキュリティと社会的包摂―オーストリアの実験;イギリス中等教育政策における社会的排除との闘い―ブレア政権における「アカデミー」の評価を中心に;住居をめぐる闘争―フランスにおけるホームレス問題;下層中間層の没落と再建―アメリカ医療保障の政治経済学)