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- グローバル化とアメリカの覇権
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岩波書店
五十嵐武士
- 価格
- 3,190円(本体2,900円+税)
- 発行年月
- 2010年03月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784000226271


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[BOOKデータベースより]
イラク・アフガニスタンの体制変革をめざした戦争政策に失敗し、リーマン・ショックを契機として表面化した深刻な経済危機に直面するアメリカ。危機を抱えながら、常に国際情勢を左右しつづける存在である大国アメリカを今どのように理解したらよいのか。本書は、グローバル化をヒト・モノ・カネ・情報などが、以前よりも「一層遠くへ、早く、深く、そして安く」国境を越えて移動する社会的コミュケーションの現象として規定し、その観点からアメリカ社会の本質を捉えなおした、アメリカ政治外交史研究の第一人者によるオリジナルな考察。経済問題や社会史的動向にも目配りをしながら、アメリカという国家の独自性と国際情勢に関わっての課題を明らかにする。
はじめに 岐路に立つアメリカの覇権
[日販商品データベースより]第1章 国家としての性格とグローバル化との構造的連関(現在のアメリカをどう理解すべきか;国家としての性格の形成と展開;グローバル化のリハーサル;アメリカの覇権と大統領政治)
第2章 太平洋世界の形成と東アジアの民主化(太平洋世界の形成;トランスナショナルな政治空間と民主化勢力の台頭;政治体制の変容と民主化)
第3章 アメリカのグローバル化と帝国主義(冷戦後の覇権とアメリカのグローバル化;九・一一テロ事件と「世界帝国」の挫折)
終章 バラク・オバマ大統領の登場と覇権の再編
グローバル化をヒト・モノ・カネ・情報が、以前よりも一層遠くへ、早く、深く、そして安く、国境を越えて移動する現象と規定したうえで、その推進役を担ってきたアメリカはなぜ、またいかにグローバル化を推進してきたのか、またグローバル化がもたらす事態にどう対応してきたのかを分析。9・11事件、イラク・アフガン戦争、リーマンショックに端を発する金融・経済の危機という深刻な問題を抱え込んだアメリカを、グローバル化という観点から歴史的に捉え直した考察。