- レディ・ジョーカー 上巻
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- 価格
- 990円(本体900円+税)
- 発行年月
- 2010年04月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784101347165
[BOOKデータベースより]
空虚な日常、目を凝らせど見えぬ未来。五人の男は競馬場へと吹き寄せられた。未曾有の犯罪の前奏曲が響く―。その夜、合田警部補は日之出ビール社長・城山の誘拐を知る。彼の一報により、警視庁という名の冷たい機械が動き始めた。事件に昏い興奮を覚えた新聞記者たち。巨大企業は闇に浸食されているのだ。ジャンルを超え屹立する、唯一無二の長篇小説。毎日出版文化賞受賞作。
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ユーザーレビュー (4件、平均スコア:5)
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HonyaClub.comアンケート
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「近現代史<昭和・平成>」レビューコメント
報道写真のような小説。いろいろな時代背景と重なり、現実の事件を描いているみたい。登場人物にもそれぞれ魅力的で、何度も読み返してしまいます。(コロ/女性/40代)
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HonyaClub.comアンケート
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「近現代史<昭和・平成>」レビューコメント
グリコ森永事件をヒントに書き上げられた、渾身のミステリー大作。激動の昭和〜平成のタブーの象徴ともいえる部落問題、身障者、在日韓国人といったテーマに真正面から向きあいながら物語は進行していき、フィクションであるがゆえに著者独特の細部の描写がより一層際立ち、闇の部分が浮き彫りにされる。あたかも、自分がその場面のど真ん中に存在しているかのような錯覚を覚えた。ノンフィクションのドキュメンタリーはいくらでもあるが、昭和〜平成を知るためのエンタメ書籍としては、この作品に勝るものはないように思う。(残念なお知らせ/男性/40代)
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ほんらぶキャンペーン
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「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
【きっかけの1冊】 実際にあったグリコ森永事件を基にした小説です。長編小説ですが、あっという間に読んでしまいました。犯人、警察、会社、様々な立場の登場人物が、ひとりひとり見事に描写されており、複雑な人間模様がリアルに迫ってきます。この本を読んでから、世の中のニュースに対する接し方が明らかに変わったように思います。すべての事件には、人格をもった人間が関わっている、という事実に気づかせてくれました。もはや自分とは関係のない遠くの出来事ではなくなりました。作者の高村薫さんは女性です。男だらけの警察組織や会社の上
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ほんらぶキャンペーン
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「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
本を読むって奥深いって知った本。私が読んだのは単行本ですが。