[BOOKデータベースより]
日常の営みの、夢と現、生と死の境目に深く分け入る8篇。待望の最新連作短篇集。
[日販商品データベースより]田植え歌でも男女の契りの歌でもある夜須禮歌。艶やかな想いを運ぶ節回しに甦る、その刻々の沈黙と喧騒…。歳月を超えた日常の営みの、夢と現、生と死の境目に深く分け入る8編を収録。待望の連作短編集。
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「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
【その他】 読むごとに新たな発見があるのが古井氏の小説です。よって、好きな作品をひとつに絞るのが難しいのですが、折に触れ読み返してしまうのが、この短編集。人の記憶、またそこから仄かに漂う死の気配に、スッと首筋をなでられるような感触を得るのです。登場する人々は生々しい匂いを放ちながら、どこか夢のような、ともすればすでにいない者のようにして存在している。そうした曖昧で儚い人の在りようを、ここまで細密に、独自な形で表していることが、私には衝撃でした。ことに「生垣の女たち」が好きで、自分が書いていて行き詰まったときにあえて読んでは余計に立ち直れなくなる、という自虐的な行いをたまにしています。
読むごとに新たな発見があるのが古井氏の小説です。よって、好きな作品をひとつに絞るのが難しいのですが、折に触れ読み返してしまうのが、この短編集。人の記憶、またそこから仄かに漂う死の気配に、スッと首筋をなでられるような感触を得るのです。登場する人々は生々しい匂いを放ちながら、どこか夢のような、ともすればすでにいない者のようにして存在している。そうした曖昧で儚い人の在りようを、ここまで細密に、独自な形で表していることが、私には衝撃でした。ことに「生垣の女たち」が好きで、自分が書いていて行き詰まったときにあえて読んでは余計に立ち直れなくなる、という自虐的な行いをたまにしています。
木内昇/作家
3 SPECIAL BOOKS掲載日:2013/03/22
【情報提供・3 SPECIAL BOOKS】