- GOSICKs
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春来たる死神
角川文庫 16186
- 価格
- 748円(本体680円+税)
- 発行年月
- 2010年03月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784044281090
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ユーザーレビュー (1件、平均スコア:5)
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HonyaClub.comアンケート
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「オススメの夏の文庫100冊」レビューコメント
灰色狼の頭脳明晰でビスクドールのような女の子ヴィクトリカ・ド・ブロワと、東洋から来た留学生の男の子久城 一弥がとある国でさまざまな事件を解決していく、というストーリーです。もともと桜庭さんの書く小説はどれも好きなんだけれど、これは直木賞を受賞した作品とはちょっとテイストが異なり、とってもかわいくて、切ないストーリーなんですよ。この「GOSICK」シリーズで起こる事件は陰惨なものなども多いのですが、それよりも事件に関わる人々の心の動き、知識の泉で解決していく手順などが非常に圧巻です。一度読み始めたらとまらないんです!!登場人物も個性的で、とくにすきなのはお兄さんの金のドリル頭がとってもキュートなグレヴィール・ド・ブロワ。妹を恐れながらも、複雑な立場にいる妹を気遣っているところなどがナイスです。『GOSICK』(一作目)ではあまり出番はありませんでしたが・・・。個人的にはこの第一作目が好きです。「野兎」というのが何を表すのか、ストーリー後半で紹介されるのですが、こんな大きな問題が隠されていたのか、と全貌が明らかになったときにぞっとすると思います。トラブルに巻き込まれながらもお互いに少しずつ信頼関係を築き上げていく2人の様子がとてもほほえましいです。こうやってずっと長く2人で歩いていけたら素敵なのに、と思います。
[BOOKデータベースより]
1924年、春。ヨーロッパの小国ソヴュールに、極東から留学してきた久城一弥は孤独である。不慣れな環境、言葉の壁、クラスメイトの間で囁かれる不吉な言い伝え“春やってくる旅人が死をもたらす”…そして噂どおり起きてしまった殺人事件。容疑者として絶対絶命の危機に陥った一弥に気まぐれな救いの手をさしのべたのは、図書館塔に篭もる謎の少女だった―。世界を変える出会いの瞬間を描く、名作ミステリ外伝短編集。
[日販商品データベースより]ヨーロッパの小国ソヴュールに留学してきた少年、一弥は新しい環境に馴染めず、孤独な日々を過ごしていたが、ある事件が彼を不思議な少女と結びつける――名探偵コンビの日常を描く外伝シリーズ。