[BOOKデータベースより]
絵地図で知る千曲川・信濃川。全長367km。日本で一番長い川・信濃川は、長野県を流れる上流部を千曲川と呼び、新潟県にはいって日本海に出るまでを信濃川と呼びます。川にはダム、発電所、橋がつくられ、川ぞいの街道や高速道路では、人や車がいそがしく行き来しています。高原野菜がとれる村や、大雪のふる町、広い水田地帯をうるおして、川は流れていきます。季節や土地によって様々な表情を見せてくれるゆたかな川・信濃川を、飯縄山の天狗の神さまと十日町の雪ん子が、雲に乗って空から案内します。
[日販商品データベースより]絵地図で知る千曲川・信濃川。全長367km、日本一長い信濃川を、千曲川と呼ばれる上流部から新潟県にはいって日本海に出るまでを、空から見ていく絵本。信州の天狗と越後の雪ん子が雲に乗って案内。
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これは≪日本の川≫シリーズの絵地図で見る川絵本です。
科学絵本とも言えなくはありませんが、各界、その土地にまつわる神様などが登場して、道案内や歴史案内をしてくれるので、ファンタジックな作品にも見えます。
この本では天狗が案内役でした。
千曲川と途中で合流する犀川(さいがわ)の源流近くにある飯綱山には「烏天狗」の伝説があり、戸隠山で修行する修験者たちがいたことでも有名なので、案内役が天狗なんですねー。きっと。
本文以外にも、川の流れに沿ってかかわりのある周囲の土地でとれるもの・見れる生き物、ダムや源流付近の山の高さなど細かい説明がたっぷりで見ごたえがあります。
千曲川に沿って走る〈小海線〉は日本で一番高いところを走る電車なので、電線を使わず、電池とエンジンで走っているんですってー。
……知らなかったです。このことを知っただけでも勉強になりました。
知っているようで森羅なったいろいろな豆知識がわかって、とても面白かったです。
とても見ごたえがある作品です。川だけでなく、川の近くには人が住み、その歴史が刻まれていくんだと改めて感じました。
読み聞かせには細かすぎて使いづらい作品ですが、テーマを決めてブックトークで高学年や中学生などに紹介したいですねー。(てんぐざるさん 40代・埼玉県 女の子20歳、女の子15歳)
【情報提供・絵本ナビ】