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[BOOKデータベースより]
近代国家において展開・普及されてきた衛生制度や衛生規範、それは博愛という非政治的戦略を通して、住民全体を―時に生産者として時に兵士として―国家に貢献しうる国民へと陶冶・管理する強力な政治技術でもあった―学校衛生をはじめ、近代日本における「衛生」の概念・制度・実践の歴史を詳細に検証・考察するとともに、多くの聞き取りによって、必ずしも政策意図とは合致しない住民側の受容の様相を浮き彫りにした、充実の歴史社会学研究。
序章 課題と方法
[日販商品データベースより]第1章 近代医事衛生制度の成立と衛生思想
第2章 学校口腔衛生の確立と歯科学の専門職化
第3章 衛生経験の聞き取り
第4章 新中間層家族における母親の衛生戦略
補遺 「京城府」の衛生経験
第5章 身体化される/されない衛生実践
終章 近代日本の衛生経験
「衛生」による住民の国民化は貫徹されたか。近代日本における衛生の概念・制度・実践の歴史を検証。多くの聞き取りにより、必ずしも政策意図とは合致しない住民側の受容の様相を浮き彫りにした歴史社会学研究。