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[BOOKデータベースより]
宗教と国家の錯綜した関係をふまえ、政教分離の原則とともに、創造すべき価値として生まれた「ライシテ」。「スカーフ事件」をはじめ、社会のなかに信仰を位置づけるための葛藤や模索がさまざまにつづくなか、フランス屈指の歴史学・政治学の泰斗が、われわれの背後に広がる歴史的、地政学的な文脈から、リベラリズムや多文化主義など世界のアクチュアルな問題に応答しつつ、具体的な例をとおして思考する。日本の読者のための詳細な「用語解説」・「関連年表」・「訳者解説」付き。
1 例外的なコメモラシオン
[日販商品データベースより]2 われわれは何を祝ったのか?
3 二百年の歴史
4 政教分離法
5 法の適用
6 ライシテと学校
7 ライシテと信教の自由
8 結論は出ていない
参考資料
社会のなかに信仰を位置づけるための葛藤や模索が様々に続く。フランス屈指の歴史学・政治学の泰斗が、リベラリズムや多文化主義など世界のアクチュアルな問題に応答しつつ、具体的な例をとおして思考する。