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[BOOKデータベースより]
ケアの社会化は何を変え、何を再生産するのか。今後もケアは女性労働でありつづけるのであろうか。
序章 性別分業論に今何が必要とされているか
[日販商品データベースより]第1章 性別分業の再生産論の到達点と課題―「能動的実践」とは何か
第2章 性別分業再生産におけるエージェンシー―なぜ女性は家庭に入るのか
第3章 言説に対する批判的解釈実践―なぜ女性はケア責任を重視するのか
第4章 家庭における交渉実践と変動―ケア労働の配分をめぐる交渉と権力
第5章 女性ケアワーカーの交渉実践
第6章 男性へルパーの交渉実践と性別職域分離
終章 性別分業の再生産を超えて
ケアの社会化は、性別分業を家庭から労働市場へと拡大、再生産させた。今後もケアは女性労働でありつづけるのだろうか。
「ケアの社会化」は、家庭の性別分業と結びつきながら、ケア労働市場のジェンダー構造を再生産している。なぜ、家庭の性別分業は再生産されるのか。なぜ、低賃金のケア労働に女性は従事するのか。本書は、家庭から労働市場への性別分業の拡大、再生産メカニズムを明らかにするとともに、女性の能動的実践と、社会変動の可能性を探る。