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[BOOKデータベースより]
中国は、社会主義化の中で、「単位」(都市部の工場や農村の人民公社)に付随する福利厚生の充実によって、人々の暮らしの安定化を図った。改革開放政策によって、人民公社がなくなり、国有企業が縮小し、社会福祉を支えていた「単位」が崩壊すると、社会保障や医療サービスはむき出しの市場原理にさらされ、多くの農民は医療保険のない状況に置かれることになった。社会保障制度と公共性の再構築は、高齢化社会を迎えた現代中国が抱えるアキレス腱となっており、現代日本が抱える問題でもある。
第1章 中国社会と医療・衛生
[日販商品データベースより]第2章 社会主義革命と医療・衛生
第3章 社会主義革命と生活保障―計画経済期の継続と矛盾
第4章 改革開放期の生活保障―社会保険の制度改革の展開
第5章 医療の市場化―「看病難、看病貴」の構図
第6章 和諧社会の社会保障―社会保険の再編と社会福祉の胎動(二〇〇二年‐現在)
第7章 SARSの衝撃―リスクとしての感染症
第8章 社会福祉の多元化―中国と香港の動向
おわりに―生活保障の担い手とリスクの推移
社会保障や医療をめぐる様々な問題を、その制度構築の歴史から振り返り、改革開放政策の導入の中で揺れ動く中国の社会保障や医療の現在を検討。20世紀中国の到達点と問題点を示す。