- 土地希少化と勤勉革命の比較史
-
経済史上の近世
Minerva人文・社会科学叢書 156
- 価格
- 7,150円(本体6,500円+税)
- 発行年月
- 2009年12月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784623055050
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価格:8,800円(本体8,000円+税)
【2024年01月発売】
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経済史上の近世
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【2024年01月発売】
[BOOKデータベースより]
温暖湿潤の東アジア、熱帯多雨の東南アジア、モンスーンと乾燥のインド、アルプス以北のヨーロッパ、広大な国土のロシア。ユーラシア大陸の各地域を、土地と労働という要素投入に注目して通観。農業経営、農村社会の比較史研究に、新境地を開いた。日本、中国、東南アジア、インド、ヨーロッパ(ドイツ)、ロシア、それぞれの地域の近代社会の農村的起源を探る、壮大な旅。
序章 土地希少化と勤勉革命の比較史―本書のねらい
第1章 要素投入パターンと土地希少化の歴史的位置―経済史上の近世
第2章 江戸時代前期における経済発展と資源制約への対応―一七世紀像再構成のための試論
第3章 江戸農書に見る「勤勉」と「自然」―「百姓の道」を生きる農民世界
第4章 中国経済史研究に見る土地希少化論の伝統
第5章 ジャワ島における土地希少化とインボリューション論
第6章 インド史における土地希少化―勤勉革命は起こったのか?
第7章 「農場」と「小屋」―近世後期マルク・ブランデンブルクにおける土地希少化と農村発展
第8章 人口圧と農業改革―一八世紀後半のロシアの事例から
終章 前近代経済成長の二つのパターン―徳川日本の比較史的位置