ネットの高い壁

新たな国境紛争と文化衝突

ＮＴＴ出版
原田泉　山内康英　張力　山本達也　須田康司　国際社会経済研究所　

• 価格: 3,520円（本体3,200円＋税）
• 発行年月: 2009年12月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784757102729

内容情報

[BOOKデータベースより]

ネットが平等で国境が無いなんてウソだ！文化的な衝突から国家同士の争いまで。新たな構築された「壁」の実態に迫る。

序章　多様な情報社会における多様な壁（世界構造としての情報社会；国民国家における情報社会の多様性　ほか）
第１章　ネットの壁を外からどう見るか？日・米・中の視点（はじめに：問題の所在；個人、小集団ハッカーの活動　ほか）
第２章　中国におけるインターネットグループの発展とインターネットの壁（国内ではインターネットの壁が日増しに顕現している；中国国内のインターネットグループの発展とインターネットの壁　ほか）
第３章　アラブ・イスラーム圏におけるインターネット上の新しい壁（本格的な情報社会の到来；情報社会学の枠組みから見たアラブ・イスラーム圏の情報社会　ほか）
第４章　西欧ムスリムを巡るリアルな国際社会とサイバー空間の壁（ヴァーチャル・ムスリム・コミュニティ；情報提供ウェブサイト　ほか）

[日販商品データベースより]

ネットが平等で国境が無いなんてウソだ。現在のネットの中は、かつてよりも文化、文明による壁が高くなっているように思える。文化的な衝突から国家同士の争いまで、新たに構築された「壁」の実態に迫る。