- 日本SF精神史
-
幕末・明治から戦後まで
河出ブックス 007
- 価格
- 1,320円(本体1,200円+税)
- 発行年月
- 2009年12月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784309624075
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[BOOKデータベースより]
日本SFの誕生から百五十年、“未来”はどのように思い描かれ、“もうひとつの世界”はいかに空想されてきたか―。幕末期の架空史から、明治の未来小説・冒険小説、大正・昭和初期の探偵小説・科学小説、そして戦後の現代SF第一世代まで、近代日本が培ってきたSF的想像力の系譜を、現在につながる生命あるものとして描くと同時に、文学史・社会史のなかにSF的作品を位置づけ直す野心作。
序章 近代日本SF史―「想像/創造」力再生の試み
[日販商品データベースより]第1章 幕末・維新SF事始―日本SFは百五十歳を超えている
第2章 広がる世界、異界への回路
第3章 覇権的カタルシスへの願望―国権小説と架空史小説
第4章 啓蒙と発明のベル・エポック
第5章 新世紀前後―未来戦記と滅亡テーマ
第6章 三大冒険雑誌とその時代
第7章 大正期未来予測とロボットたち
第8章 「新青年」時代から戦時下冒険小説へ―海野十三の可能性
第9章 科学小説・空想科学小説からSFへ
日本SFの誕生から150年、「未来」はどのように思い描かれ、「もうひとつの世界」はいかに空想されてきたか…。近代日本が培ってきた、多様なるSF的想像力の系譜をたどる。〈受賞情報〉星雲賞ノンフィクション部門(第41回),SF大賞(第31回)