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[BOOKデータベースより]
「田中正造が谷中村に身を投じたのは、明治三十七年七月三十日のことで、老齢六十四歳であった。この日から、農民と起臥をともにし、農民の困苦を困苦とする新しい境涯がはじまった。」―足尾銅山鉱毒問題の天皇への直訴後、田中正造は鉱毒・水害対策の名目で遊水地にされる谷中村に移り住んだ。行政による強制破壊への策謀とたび重なる洪水の中で、村の復活を信じる正造と残留農民のぎりぎりの抵抗と生活を描き切った名作。
正造谷中村に入る
[日販商品データベースより]東京の同情者
谷中村事件の発端
村の幹部派と正義派
正造白仁知事に説く
利島村石井清蔵の知事謀殺未遂疑獄
買収反対の講説会
風呂場の述懐
村民堤防修築費に悩む
川辺利島義捐人夫の来援
修築工事の竣工
正義派から脱落者の続出
土木吏たちの出没
平民社の人々
森の中の買収対策相談会
総代陳情に上京す
東京の焼打事件
左部の疾走
知事官邸の密談
集団移住はじまる
那須野の移住民
島田宅に於ける正造と木下の対話
哀れな凱旋勇士
相つぐ移住と人心の動揺
正造、急水留工事に奔走
廃村の諮問案を否決す
急水留工事の破壊命令
正造と村の子供たち
新紀元社の講演〔ほか〕
天皇への直訴後、田中正造は鉱毒・水害対策の名目で遊水池にされる谷中村に移り住んだ。行政による強制破壊への策謀とたび重なる洪水の中、村の復活を信じる正造と残留農民のぎりぎりの抵抗と生活を描いた名作。