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[BOOKデータベースより]
「代表作」ばかりが名作ではない。作家たちが残した数々の小説のなかには、あまり知られていないけれども極めておもしろい作品が存在する。そこには、作家の意外な一面や素顔がちらりと顔をのぞかせることも。裏まで奥まで、丹念に読めば読むほど深まる、小説の愉悦がここにある。夏目漱石、谷崎潤一郎、芥川龍之介、太宰治といった文豪はもちろん、萩原朔太郎、宮沢賢治、近年再評価の進む尾崎翠や、現在活躍する多和田葉子など、彩り豊かな作家十二人が勢ぞろい。あなたにとっての名作が、きっと見つかる。
進化論を超えて―夏目漱石『趣味の遺伝』
[日販商品データベースより]輸入品としての「気分」―谷崎潤一郎『人魚の嘆き』
逆さまから見る世界―萩原朔太郎『猫町』
語り手は「私」ではない―芥川龍之介『蜜柑』
「法」と「道徳」―宮沢賢治『月夜のけだもの』
重ね合わされる秘密―尾崎翠『無風帯から』
淋しいフェティシズム―川端康成『片腕』
眩暈のような自意識―梶井基次郎『泥濘』
自分を超える自分―太宰治『女生徒』
言葉と戯れる恋人たち―吉行淳之介『夕暮まで』〔ほか〕
代表作ばかりが名作ではない。作家たちが残した数々の小説の中には、知名度はなくても面白い作品が存在する。夏目漱石、太宰治、宮沢賢治、多和田葉子など、近現代の作家12人の隠れた名作を丹念に読み解く。