- 江戸の本屋さん
-
近世文化史の側面
平凡社ライブラリー 685
- 価格
- 1,650円(本体1,500円+税)
- 発行年月
- 2009年11月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784582766851
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近世文化史の側面
平凡社ライブラリー 685
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[BOOKデータベースより]
江戸時代のはじめ京都で、出版業は始まった。次いで大坂で、やがて江戸でも、本の商売が興隆する。読者層が拡がる。書目が変わる。統制の制度がつくられ、須原屋とか蔦屋とか、本屋たちの新しい経営戦略が展開される―出版を軸にして近世という時代とその文化を見直すとき、既存の歴史観の殻がやぶける。新しい近世研究を促した名著、待望の再刊。
1 京都町衆と出版(京都書林の十哲;活字版から整版へ;町衆と出版文化)
[日販商品データベースより]2 元禄文化と出版(ベストセラーとしての西鶴本;元禄の読者;元禄出版界の発展と限界;出版統制のはじまり)
3 田沼時代の出版革新(上方に対抗する江戸出版界;世界に目をむけた須原屋市兵衛;近代出版の先駆者・蔦屋重三郎;寛政改革の中の蔦重)
4 化政文化と出版(続発する筆禍事件と禁書;化政期出版業の明暗;貸本屋の活動)
5 幕末の出版(須原屋茂兵衛を追って;須原屋茂兵衛の盛運;近代コミュニケーション形成の前提
日本の出版産業は近世に始まる。まずは京都の書林、やがて勃興する大坂、江戸出版界、須原屋や蔦屋の新経営戦略、江戸期の出版と文化の歴史を描く名著・待望の復刊。解説=鈴木俊幸