ウィトゲンシュタイン

ネクタイをしない哲学者
哲学の現代を読む　９

白水社
中村昇（哲学）　

• 価格: 3,190円（本体2,900円＋税）
• 発行年月: 2009年11月
• 判型: Ｂ６
• ISBN: 9784560024737

内容情報

[BOOKデータベースより]

考えるな、見よ！ここまで親しみやすく語られた彼の哲学があったろうか。かけがえのない日常の「場」でこそ、言語ゲームは繰り広げられる。「カジュアルの極北」を目指す新たなウィトゲンシュタインが、レヴィナスやソシュールとスリリングに遭遇し、「語りえないもの」へと限りなく接近していく。

第１部　「ことば」（個体発生（ウィトゲンシュタイン哲学）は系統発生（西洋哲学）を繰りかえす；「哲学」って、いったい…？；「語の意味」って、突然言われてもなぁ…　ほか）
第２部　「倫理」（「倫理」というのは難しい、本当に；レヴィナスの倫理は、すごいと思う；数学で言えば、「顔」というのは公理のことです　ほか）
第３部　「たしかなこと」（「確実なこと」は、確実じゃない；「非対称」という私たちののがれようのないあり方；「示す」と「語る」という区別は、とても大切　ほか）

[日販商品データベースより]

「カジュアルの極北」を目指す新たなウィトゲンシュタインが、レヴィナスやソシュールとスリリングに遭遇し、「語りえないもの」へと限りなく接近する。色々な切り口からウィトゲンシュタインにアプローチした１冊。