- スコーレno.4
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- 価格
- 628円(本体571円+税)
- 発行年月
- 2009年11月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784334746780
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ユーザーレビュー (1件、平均スコア:4)
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sige
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家庭とは出て行くところ
ちょうど登山をしているときのように“静かに丁寧”に“淡々”と主人公の日常生活が丹念に丁寧に語られる。 このまま大人になるまでこの調子で話が進むのかと不安になってくる。しかし、やはり登山と同じく、頂上に近づくにつれ周りの素晴らしい景色が見晴らせるようになり、頂上にたどり着くと達成感のようなフンワリした心地よさが胸を埋め尽くす。
古道具屋さんというのは小説の題材にしやすいのだろうか。古い物を商っている人たちというのは小説家から見ると面白い題材になるのだろう。
家族の中でおばあちゃんの役目としてその言葉が小説全体の柱のように通っているのも旨い。そして、こんなに温かい家庭でも、やはり“家庭とは出て行く所”であるという物悲しさが漂う。
[BOOKデータベースより]
自由奔放な妹・七葉に比べて自分は平凡だと思っている女の子・津川麻子。そんな彼女も、中学、高校、大学、就職を通して4つのスコーレ(学校)と出会い、少女から女性へと変わっていく。そして、彼女が遅まきながらやっと気づいた自分のいちばん大切なものとは…。ひとりの女性が悩み苦しみながらも成長する姿を淡く切なく美しく描きあげた傑作。
[日販商品データベースより]自由奔放な妹・七葉に比べて自分は平凡だと思っている女の子・津川麻子。そんな彼女も、中学、高校、大学、就職を通して4つのスコーレ(学校)と出会い、少女から女性へ変わっていく。そして、彼女が遅まきながらやっと気づいた自分のいちばん大切なものとは……。ひとりの女性が悩み苦しみながらも成長する姿を淡く切なく美しく描きあげた傑作。