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【2013年02月発売】
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【2013年02月発売】
[BOOKデータベースより]
ナチス・ドイツ占領下、ユダヤ人への迫害が日に日に強まるパリ。ソルボンヌ大学で英文学を学ぶ二一歳のユダヤ系フランス人女性、エレーヌは、自分たちをとりまく歴史的不幸を書き記すことを自らの使命と信じて、秘かに日記を書きつづける。彼女は自分の魂をこめたその日記を、愛するジャンに宛てて綴る。彼女は迫害を生き延びられなかったが、日記は奇跡的に散逸を免れ、戦後、数々のドラマを辿って本国で二〇〇八年一月に出版され、大きな話題を呼んだ。「生きていればおそらく、キャサリン・マンスフィールドのような繊細さをもった作家になっていたであろう」(パトリック・モディアノの序文より)と評された文学的感性で綴られたこの日記は、占領下フランスにおけるユダヤ人迫害の現実を、それを生きた当事者の視点から記した史料としても、稀な価値をそなえている。
一九四二年
[日販商品データベースより]一九四三年
一九四四年
エレーヌ・ベールのアルバムから
奪われた人生(マリエット・ジョブ)
エレーヌの日記と過ごした私の人生(ジャン・モラヴィエキの手紙)
付録1 結婚した姉に宛てたエレーヌの手紙
付録2 逮捕の日に姉に宛てたエレーヌの手紙
付録3 ドランシー収容所からのエレーヌと母の手紙
付録4 エレーヌ・ベールの読書リスト
ナチス占領下のパリ。ソルボンヌに学ぶユダヤ系フランス人学生エレーヌは、秘かに日記を書き続けた。迫害を生き延びられなかった彼女の日記は、奇跡的に散逸を免れ…。魂を揺さぶられるフランス版「アンネの日記」。