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[BOOKデータベースより]
詩歌・戯曲・小説に留まらず神話・伝説から哲学・宗教まで…日本における「文学」概念は、何故かくも広義の範疇を含むか?欧米の「人文学」、中国の「文章学」とも異なるその特性の形成を歴史的・概念的に捉え直しつつ解明する。
序章 東アジア近代の知的システムを問う
[日販商品データベースより]第1章 「日本文学」とは何か
第2章 「芸術」の近代的再編
第3章 近代化主義の迷妄から抜け出る
第4章 文学改良と古典評価―その結びつき
第5章 北村透谷の「文学」観―宗教と芸術のあいだ
第6章 幸田露伴の「美術」観―『風流仏』再考
第7章 明治期「言文一致」と「写生」―子規、独歩、蘆花
第8章 象徴主義へ
第9章 「歴史」の歴史
詩歌・戯曲・小説、神話・伝説、哲学・宗教…。日本における「文学」概念は何故かくも広義の範疇を含むか。欧米の「人文学」、中国の「文章学」とも異なるその特性の形成を歴史的・概念的に捉え直しつつ解明する。