[日販商品データベースより]
有名な日本民話「さるかに合戦」が木下順二の新解釈によって、ユニークな絵本になった。方言の味わいを生かしたリズミカルな再話に、清水崑ののびやかな墨の絵がぴったりの1冊。
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有名な日本民話「さるかに合戦」が木下順二の新解釈によって、ユニークな絵本になった。方言の味わいを生かしたリズミカルな再話に、清水崑ののびやかな墨の絵がぴったりの1冊。
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カニが柿の種を拾って、大きくて立派な実がなるまで大事に育てていたけれど、木に登れず実が取れないので困っていると、サルがやってきて「おいらがもいでやろうか」と。てっぺんまで難なく登ったサルは、次々にカニの柿を食べてしまい、しまいには青く固い実をカニに投げつけて殺してしまいます。
読み始めて最初に気付くのが、方言を生かした語り口です。長年語り継がれてきたように表現に無駄がなく、一気に物語の世界に引き込まれます。そして、リズミカルなくり返し。カニが柿を育てるシーンは、「はよう 芽を だせ かきのたね、ださんと、はさみで、ほじりだすぞ」というインパクトのある言葉。そして、ぐんぐんと柿が育っていきます。カニがサルに潰された後、子ガニによる仲間集めのシーン。こちらはカニや栗の歩く音のオノマトペを軸にくり返しとテンポのよさが読みやすいです。(ぼんぬさん 40代・北海道 女の子4歳)
【情報提供・絵本ナビ】