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[BOOKデータベースより]
このところ話題に事欠くことのない一次産品の抱える諸問題に対して多角的な分析を試みたのが、本書である。根底に流れるのは歴史構造主義的パースペクティヴであり、歴史を動かした一次産品、交易条件論争、天然資源ブーム、一次産品の国際金融化、フェアトレード運動、および近年の「大恐慌」まで多岐にわたる問題を縦横無尽に論じている。
第1章 問題の所在
第2章 一次産品問題とプレビッシュ
第3章 歴史のなかの一次産品部門(イギリス「大不況」(1873〜1896)下の資本移動;「金本位制」の実状;歴史構造としての一次産品部門―大航海時代以降;植民地的構造図式;一次産品にまつわる歴史物語)
第4章 工業化の時代と一次産品ブーム(これまでのトレンド―国際環境的背景;途上国の開発戦略;BRICsの興隆;3種類のメジャー軍団;新たに浮上した諸問題;フェアトレード運動)
終章 一次産品問題は永遠なり(途上国のモノカルチャーの現状;ついに来たアメリカ発の大恐慌?;一次産品問題の新たな地平)