- 〈弱さ〉と〈抵抗〉の近代国学
-
戦時下の柳田國男、保田與重郎、折口信夫
講談社選書メチエ 449
- 価格
- 1,760円(本体1,600円+税)
- 発行年月
- 2009年09月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784062584494
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[BOOKデータベースより]
柳田國男、保田與重郎、折口信夫。国学の系譜につらなる三人の思想をあらためて検証し、戦時にあって彼らが見いだそうとした「可能性」のかたちに迫る力作―。ひとしく人間の“弱さ”の復権を期し、それぞれに「共同体」を志向した彼らの試みから見えてくるものとは。
序章(国学の思想;沖縄論)
[日販商品データベースより]第1章 柳田國男の思想(郷土研究と国家;公民形成の学としての民俗学;国家と家郷;柳田と地方文化運動;『先祖の話』)
第2章 保田與重郎の思想(青春の復権と日本浪曼派の成立;言霊論;天皇論;思想の変容;国学論;イロニーと近代的自我の隘路)
第3章 折口信夫の思想(源氏物語と“弱さ”;まれびと論;「たをやめぶり」の尊重;天皇論;神道と国学論;神道普遍宗教化論;親密圏と近代国学)
終章(近代国学における親密圏の位相;近代国学の意義)
柳田國男、保田與重郎、折口信夫。等しく人間の弱さの復権を期し、それぞれに共同体を志向した試みから見えるものとは。国学の系譜に連なる3人の思想を改めて検証し、戦時に彼らが見出そうとした可能性の形に迫る。