- 折口信夫集
-
神の嫁
ちくま文庫 ふ３６ー１３
- 価格
- 968円（本体880円＋税）
- 発行年月
- 2009年09月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784480426499
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[BOOKデータベースより]
巫者に憧れ、河童と戯れ、まざまざと異界を幻視した折口信夫は、近代日本が生んだ大いなる学匠詩人にして稀有なる霊媒（ミーディアム）であった。文学と民俗の両面にわたる深遠幽暗な折口学の根底には、常に彼方への視線、人外のモノへの共感がひそめられており、それはしばしば怪談文芸の領域へと肉迫する。知られざる名作怪談「生き口を問う女」や「稲生物怪録」ほかの創作と論考を一巻に。