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【2015年09月発売】
[BOOKデータベースより]
仏教信仰の思想や行為としての“結縁”をキーワードに作品論・表現論を展開する。
第1部 『撰集抄』の世界(“結縁”の時空―往生伝と中世仏教説話集;中世説話集における“書くこと”;『撰集抄』における語り手像;『撰集抄』と語り手西行の位相;王法の無常―『撰集抄』における遁世;衆生済度への道―『撰集抄』における遁世)
[日販商品データベースより]第2部 『西行物語』の世界(享受と再編―『西行物語』の伝流と形成;西行の“願文”と鳥羽院;『西行物語』の構造的再編と時衆;平康頼と検非違使―『宝物集』序注;「検非違使」の物語―『西行物語』私論;鳥羽殿障子絵と西行和歌―「西行物語絵巻」における画中画)
第3部 西行と“結縁”をめぐる表現世界(現世と来世をつなぐもの―『撰集抄』の表現;恋情と結縁―『撰集抄』の表現;“なにとなく”聖なるものと出逢う物語;“なにとなく”表現史攷―その境界性と深層幻想をめぐって;検非違使と罪業をめぐって―『今昔物語集』と中世説話集/往還;西行と結縁一品経)
仏教信仰の思想や行為としての「結縁」をキーワードに、作品論・表現論を展開する。「撰集抄」や「西行物語」にある表現特性を、ジャンルの枠を越えた、文学史・表現史において、広く見通す書。