神学・政治論

政治哲学としての倫理学

勁草書房
田島正樹　

• 価格: 3,740円（本体3,400円＋税）
• 発行年月: 2009年08月
• 判型: Ｂ６
• ISBN: 9784326154050

内容情報

[BOOKデータベースより]

信仰と無信仰の往還の運動のなかに、生きた自由の可能性を展望する。

１　移行（オリンポスというポリス；臨界としてのヘーゲル　ほか）
２　マルクスの方　政治から神学へ（主体性論争；『歴史と階級意識』のルカーチ　ほか）
３　ヨブの方　神学から政治へ―エマニュエル・レヴィナス小論（義人ヨブの問い；選民　ほか）
４　法と革命（革命的法創造論；革命的主体―大西巨人『神聖喜劇』論）

[日販商品データベースより]

これまでの政治哲学の盲点、信仰・決断・不条理に踏み込む。無信仰の政治から信仰の神学への移行、信仰の立場から無信仰の政治的決起への移行の往還の運動の中に、「生きた自由」の可能性を展望する哲学的実験。